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ManageEngine® OpManager

突然ですが、普段は各々ソフトウェア企業で働くエムレンジャーたちは、ネットワークの勉強を始めることになりました。

第1回目の担当は緑のこの人です。名前はまだ決まっていないんですよね。良い名前があったら教えてください。

さて、では本題に入りましょう。

この緑のエムレンジャーはネットワークを勉強するために、まずはPCにLinuxをインストールすることになりました。Windowsマシンしか持っていない環境でLinuxを利用する以上、避けて通れないのが仮想化。折角ですので、今非常にホットな仮想化についてこのManageEngineブログでお話したいと思います。

冒頭にも言及しましたが、LinuxのCentOSをインストールするには、仮想サーバーをたてる必要があります。

まずCentOSとは何かというと、Red Hat Enterprise Linuxに互換性のあるLinuxディストリビューションです。このLinuxディストリビューションというのは、一般の人が、Linuxをインストールして利用できるようにまとめられたもののこと。CentOSは“Red Hat Enterprise Linuxのクローン”とも呼ばれているようです。

このCentOSをインストールするということは、もともとWindowsがインストールされたPCに、Linuxという別のOSを共存させることになります。しかし、現在世に普及しているx86 コンピュータ ハードウェアは、単一のオペレーションシステムと単一のアプリケーションを実行するように設計されています。

それを可能にするのが仮想化という技術。

世界的な仮想化におけるリーダーとして有名なVMwareは、1台のサーバ上に複数台の仮想サーバを稼働して、WindowsやLinuxなどの複数OSを同時に実行できる仮想化ソフトウェアなのです。

 

◆特性1◆ 互換性

仮想マシンは標準的なすべての x86 オペレーティング システム、アプリケーション、およびデバイス ドライバと完全に互換性があります。したがって、x86 の物理コンピュータ上で実行できるすべてのソフトウェアは、仮想マシン上で実行することができます。

◆特性2◆ 分離性

各仮想マシンは、それぞれ独立してアプリケーションを実行できます。驚きなのが、ホスト名、IPアドレス、Macアドレスも個々に割り当てることができます。また、1つの仮想マシンがダウンしても他の仮想マシンに影響を及ぼすことがありません。ウィルスやハッカーの攻撃を受けた場合でも、他の仮想マシンは元気です。

◆特性3◆ カプセル化

オペレーティング システムとそのすべてのアプリケーションを 1 つのソフトウェア パッケージ内にまとめることを「カプセル化する」と言います。ひとつのテキストファイルと同じように、仮想マシンを別の場所に移動したり、コピーしたりできます。USBフラッシュメモリに仮想マシンを保存することだってできます。

◆特性4◆ ハードウェアからの独立性

仮想マシンは、基盤となる物理ハードウェアから完全に独立。特長3のカプセル化でもあげたように稼働する物理ハードウェアが限定されないので、別のマシンへお引っ越しすることが可能です。

 

このような大きく4つの特長を持つ仮想化を活用することで、必要なハードウェアの数が減り、設備投資コストを削減できます。さらに言えば、管理する台数が減る分管理者の工数も削減できますね。仮想化で既存のリソースをうまく活用して、コスト削減につなげましょう。

そしてここで忘れちゃいけないのが、仮想環境のパフォーマンスの監視もしっかり行うこと。
これには、当社の統合ネットワーク監視ツール ManageEngine® OpManagerがおすすめです。物理環境と仮想化環境を一箇所でまとめて管理できる優れものです。

こちらは仮想化環境のさまざまな監視項目を視覚的にまとめたダッシュボードです。

仮想化環境ダッシュボード

現在リリース済みのOpManager8.8はVMware ESXに対応しています。
さらに、先日リリースしたOpmanager9.0(日本でのリリース時期は未定です)では、Hyper-Vにも対応します。

ManageEngine製品は、30日間無料で試すことができる評価版を提供しています。
30日間たっぷりテストをして気に入っていただけたなら、当社のWebサイトにあります、お問い合わせフォームからお問い合わせください。

それではまた。
きっとそのうちまたエムレンジャーのこのコーナーが開かれるでしょう。

 

監修:
ゾーホージャパン株式会社 プロダクトエンジニア
小栗 大幸

文章/画:
ゾーホージャパン株式会社 マーケティング担当
山田 愛里


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